開発日誌2024年1月:【イラスト】初級者を突破するために上手い線をひたすら真似る・パルワールドが出てAIのやばさにいまさら気付いた

開発日誌

あけましておめでとうございます、深島です。
月1ブログすら遅れていて申し訳ありません。
今月中に2月分も書いて追い付きたいと思います(宣言)

1月は仕事終わった後に毎日摸写・トレスしていました。
あとはパルワールドについて思ったことを書きます。

【イラスト】初級者を突破するために上手い線をひたすら真似る

自分はどんな絵を描けるようになりたいのか?を考え直す

これがまず言語化できていないことに気付きました。
アニメ調のイラストといっても人によって何を重視しているかはとても多岐にわたります。
リアル/デフォルメ、線のみ/重厚な厚塗りなど……。

やはり僕は、アニメ絵のようなシンプルで見栄えのある線画に、多少の色が付いているぐらいが好きだと感じます。
描いているときも色塗りの時間が長くなるほど億劫になってやめたくなってくるので、細かい作業を重ねていくのが向いていないのでしょう。

そうするとやっぱりいけてる線画の参考になるのはアニメーターさんの絵ということになりました。
逆に商業イラストレーターさんの絵は線が細かく色が重なりすぎていてどこが元の線画だったのかよくわからんかったです。

まず線画のみを上達させるために毎日摸写・トレスを行う

まず前提として、まず現時点で僕の絵は下手です。
何度自分で描いても下手な絵を再生産することにしかなりません。

つまり明らかに上手い人の線を見ないと「上手い線」というものを知る方法はありません。

今回はアニメーターの本田敬一さんの絵を参考にさせて頂きました。
本田さんの描く女の子は仕草・身体のラインなどめちゃかわいいです。

現在昼に仕事をしていますので、夜に30分~2時間ぐらい描いてます。
疲れていてもキャラ1人のトレスぐらいならできます。
新しい絵の案出しなどは平日の仕事後にやるのは厳しいです(脳の気力が残っていないため)。

現時点では上達を実感しているわけではないのですが、一旦納得するまでやっていきます。

パルワールドが出てAIの脅威にいまさら気付いた

パルワールドの開発効率の良さがすごい

パルワールドというゲームがsteamで発売されて話題になったのですが、これによっていまさらながらAIの脅威に気付きました。

開発段階では開発スタッフが40名ということですが、制作にAIをかなり活用していると思います(実際はどうかわからないので私の推測ですが)
この規模のゲームをたった40人で作成できるということに驚愕しました。
理論上はできるだろうけど、実際にやってしまうと、生成AIへの感情や反発でもっと叩かれるのかと思いましたが、思ったより受け入れられて現在1200万本以上の売上ということだそうです。

ユーザからしたらAI使ってる/使ってないよりも面白いゲームを作ってくれよということなのでしょう。

大手の看板ゲームが10倍以上の開発人数で作っているということを考えると、人件費やコミュニケーションコストを考えてもこの先のゲームはAI活用で作られたものとレガシーな技法で作られたものでは勝負にならなくなりそうです。
車があるのに飛脚で運送業が成り立たないのと同じです。

すでに何年も前からAIに詳しい人達がAI後の世界は一変すると言ってましたが、私は実感していませんでした。
多分もう色々騒いでもAI前の世界には戻れない場所に来ています。
私もおじさんなんで勘弁してくれよという気持ちもなくはありませんが…。

生成AIがあるのになぜ線を引く練習をしているのか

今月のトピックを続けて読むとこう思った人もいるかもしれません。
なぜAIの時代と言いつつ線の引き方の練習なんかしてるんだと。

なぜかというとAIは作業を簡略化するだけだからです。

何を作るのか?出来上がったものが適切なのか?これは人間にしか判断できません。
人間が欲しいものを作る必要があるからです。

イラストの話に戻りますと、AIを使う人間がいい絵/わるい絵の判断ができないとAIの使いようがありません。
単純な出力をされたAIイラストは既に評価されなくなっています。上手い人の平均値を出して似たり寄ったりな上に数が多すぎて飽きられました。

そしてこの判断力というか、その分野の知識というのは人生をかけて向き合うとことでしか手に入りません。
そのため今は毎日地道に絵を描いてます。

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