【イラスト練習】線は空間で把握するということがわかった

個人ゲーム開発

ヘッダの画像は自作ゲームフロンティアストーリーの中ボス、パラリポメナのイラストです(オリキャラだよ!)。メガネメイドさいこー(性癖)。

この一年でイラストを重点的に練習していたのですが、最近やっと、線を空間で把握するということがわかりました。

これに気付くとデッサン狂いが結構マシになると思います。

この内容を理解しないで、模写を繰り返しても、変な線画からなかなか進めません。

この「線を空間で把握する」というのに気づいた前と後で、別人のような認識になったので、誰かの参考になればと思い記事にします。

イラスト初心者の山の一つじゃないでしょうか。



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こちらの記事でハッとしました。


要点を抜き出しますと、


「線画というのは影を必要最小限に省略したもの」ということでした。


つまり、初心者がはじめから線だけで形を取ろうとするのは、すっ飛ばしすぎなんです。


線は熟練者にしか認識できません。


ならば初心者は、何を認識すればいいのか?


それが「箱」です。



イラストの構成要素は箱の組み合わせ

こちらの高原さんの考え方になるのですが、


イラストの構成要素を大小様々の箱を組み合わせたものと認識します。


言葉だけだと理解しにくいので、上記の動画を見ていただければと思います。


動画でも指摘されていますが、二つの箱を同じ空間にあるように描くだけでもはじめはめっちゃ難しいです。


ですが、これを認識すると、例えば、後ろの箱の角が前の箱に隠れているのに、前の箱から飛び出る、みたいなミスが減ります。


他には、重なってるのに線が短すぎる=厚みを考慮できていない、といったことにも気付けます。


別の要因として、形を間違えていると変になるのですが、そこはモチーフの資料をちゃんと見ることですり合わせができます。


僕はねんどろいどでポーズをとって、形をとっていますが、3Dモデルなどでも形や前後関係は参考にできると思います。


結局は地道に練習するしかない

いかがでしたでしょうか。

線を空間でとらえる、という概念自体は何度も目にしていたのですが、実際理解できるまでに数年かかりました。

ある程度自分の能力が上がらないと、わかった気にしかならないのかもしれません。

結局のところ、手を動かして経験値を貯めるしかないという、よくある話に…。

下記記事は基本的な画力を上げるためにぼくがやったことです。
絵の練習方法について

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