絵の練習方法について
- 公開:2020.09.14
- 最終更新:2020.09.16
- 個人ゲーム開発雑記

はじめに


自分では見れるレベルになってきたのかなと思っています。…が、10年近く経ってこれだけしか進歩してないのウケるw…ウケません?
下手な絵にも個性があっていいとか言われますが、一定以下に下手くその絵は見ることすら避けられてしまうラインがあり、なんとかそこをクリアするのが目標でした。
細かい技法なんかはとてもじゃないけど、人に伝えるレベルではないので、個人的にどうしてきたかを書きます。半分読み物的なものです。このブログの記事は全部そうですが・・。
俺はデフォルメでいく!
まず3年前に、低頭身のデフォルメ絵だけ練習することを決めました。なぜかというと線が少ないからです。
僕の絵の主な用途はゲーム用のキャラクタ作成、2次創作なので、頭身が高くて美麗な絵は必要ないと割り切りました。
その昔ちゃんとした頭身の絵を描こうとしましたが、あまりにやることが多く、練習が続かなくて、線が簡略化されたデフォルメ絵ならばなんとかなるんじゃないか?ということで、絞りました。
色はスポイト
配色は、参考になるものからスポイトでとってます。あとはデフォルトのパレット。色彩の理論とかとくに何もわかってません。自分でカラーサークルを操作するとひどいことになるので動かしません。
基本は定番の書籍とyoutube
絵の教本ってバカみたいにいっぱい出てるのですが、一冊好みの絵柄の人が解説してるやつでいいと思います。解説が大雑把でも、好みの絵がどうなってるのかを何度も見続けることが重要です。萌え絵入門!みたいな本を何冊も買っても役に立ちません。同じことしか書いてないからです。
いまは本当に youtube に無料で情報が出きっているので、本無しでも気合があればお金は全然必要ありません。
完成系をイメージする
描き始める前に完成系をイメージします。こんな絵にしたい!みたいなものを先に決めておかないと、描いてる途中に頭の中のイメージがコロコロ変わって、そもそも完成しない>嫌になるのコンボを喰らいます。これがモチベーションを消滅させるので、絶対にどれだけ雑でもいいので方向性だけは決めておきましょう。
資料は絶対に用意する
描きたい構図の角度の人体ポーズ、わからない服や小物の写真など。これを組み合わせて一枚の絵にまとめます。無から生み出すというよりはバラバラの元ネタをまとめるイメージですね。(のでプロはよっぽどあからさまでない限りパクリとか騒がないと思います)
これは初心者が一番やるべきですが、やれないところですね。なぜかというと、めっちゃめんどくさいから。そこまでして描きたくねーよと思うかもしれません…、僕もできればこんなめんどうなことはしたくない…。でもプロでも資料を集めて描いてるのに、よわよわの初心者が資料なしで描けるわけないんです。観念しましょう。
公開する
必死で完成させた絵は下手くそでもpixivにあげましょう。はじめに上げるときはめちゃくちゃ緊張しましたが、よく考えると他人の絵が多少下手でも誰にも影響は与えません。
本気で描いたなら、数いいねでもつくと嬉しいですね。つかなくても初心者だししょうがない。俺のせいじゃないし(課題の分離)。
基本的に描くのはつらい
一枚完成させるのは本当につらいです。pixivなんか見てるとウマウマ人間ばかりでみんな簡単に描いてそうな気分になりますが、彼ら彼女らも1枚10時間〜とかパソコンに向きあって直しまくってやっとあれです。
自分よりうまい人は自分より苦しんで時間かけてます。これは間違いないです。あの人は描くのがつらくない特別な人種なんだ!と思った時点でもう頑張れないでしょう。
目のレベルアップ
あとから自分の絵を見直すと、描いたときはイケてる気がしたものも、なんかイケてないところが目につくようになります。
これは修行により目のレベルが上がっています。おめでとうございます。目のレベルさえあがれば、イケてないところに気付けるので、よくするために必要な技術を調べて、改善していきます。これの繰り返しですね。
レベルが上がると、今まで見ていた、他人の作品を見る目も全然変わってきます。いかに薄ぼんやりとみていたかわかるでしょう。また、そこからいろんなことが吸収できます。
おわりに
なんか・・・普通のことを言っただけになりました。多分上達の最短ルートって普通に考えて悩みながらやっていくことだと思います。うーん、めんどくさいですね!
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