僕は昔からゲームプログラマーになるのが目標でした。
しかし、いざ企業で4年、2社で働いた結果、ゲーム プログラマーの仕事を辞めて無職になりました。
なぜそうなったのか、その理由を説明します。
その時の心情が、ラブライブサンシャインの Saint Snow というユニットの DROPOUT!? という曲の歌詞とリンクしているように感じましたので、所々引用しようと思います。
聞いたことない方は、お時間あれば、下記より視聴してみてください。名曲です。超かっこいい。
もうゲームプログラマという職種はない
これです。いや、ゲーム会社はたくさんあるし、募集もずっとしてるじゃないか、と思われるかもしれません。
僕が思い描いていたゲームプログラマーという仕事は、ゲームの画面をイメージしてその通りに作っていき、つまらなければ、修正して面白くする、そのようなものを夢想していました。
しかし、実際は、担当箇所において、仕様が決まったものを言われたように作る仕事です。
仕様書と違ったことをすればなぜ違うのかという話になってしまいますし、スマホアプリでいうと、クライアント担当なのにサーバのDBをいじればなぜ担当外のことしたのか、という問題になってしまいます。
面接では、各プログラマの意見を尊重するとよく言われますが、実際には無理です。
自分以外のプログラマー、プランナー、デザイナー、その他みんなのお気持ちがあるからです。みんなで作っているものに対して、いち作業者のエゴなんていれようがないのです。
自分の感覚では絶対こうしたほうがよくなる!と思って主張しても、なぁなぁで流されて終わりです、フラストレーションが溜まりました。そんなことが何度か続きました。
つかんだはずの光は 本物じゃなかった
闇に飲み込まれて
DROPOUT!? より
そもそもゲームを作らないのであればプログラムをやる理由もない
はじめはいつかゲーム会社に転職をしようと思って業務用のシステム会社に入りました。
大学の授業までプログラムを書いたこともなかったし、家でプログラムを書こうとも思いませんでした。少しでも時間があればゲームで遊びたかったからです。
仕事でやってるうちにできるようになっていましたが、効率よいコードを書くとか、いい言語を啓蒙するとか、それなりに面白いですが、人生かけてやるほどとは僕には思えませんでした。
一度自分の気持ちに気付くと、作業でお金をもらうだけの日々には耐えられません。
必ず手に入れるはずの 輝きはどこにある?
DROPOUT!? より
脱線です(ラブライブ興味ないなら読み飛ばしてください)
ここでちょっとラブライブの話になるのですが、Saint Snow が DROPOUT!? という曲を予選に持って来て、負けるの前提かよ、みたいなことが言われていましたが、この曲名はそういうことではないと思います。
いままでの勝つためだけのやり方からドロップアウトし、自分達の本来のやり方で戦う、という意味でこの曲を持って予選に望んだのではないでしょうか。
実際は聖良さんの思想に理亞ちゃんがまだ付いてこれていない…というのがサンシャイン2期8話の僕の解釈です。
脱線でした
おわりに
これからはプログラマーではなく、ゲームクリエイターとしてやっていこうと思います。実績はないので、誰もクリエイターとしては扱ってくれないでしょう。つまり仕事としては請けることができません。
幸いスマホアプリは個人で出せる環境が揃っています。ただ自分の納得するゲームを形にしようと思います。
収入もありませんし、貯金はどんどん減っていきます。
お金になるかもわかりません。
しかし、今はとても晴れやかな気分なのです。
もしこれを読んでいる方で、自分がやりたかった仕事をしているはずのなのに、なぜかすっきりしない毎日を送っているとしたら、一度立ち止まって考えてみると違う道が見えてくるかもしれません。
空の色が見えないのに 輝きを感じてる!
DROPOUT!? より
自分の好きなように作ったゲーム出ました!↓
【作品紹介】フロンティアストーリー〜かんたん操作RPGゲーム〜
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